今回は日本語版Photoshopを英語版に切り替える簡単な方法を紹介します。
そもそもどんな時に英語版に切り替える必要があるのかと言うと、代表的なのは海外のWebサイトなどで入手した「アクション機能」を実行する場合です。
ちなみに「アクション」って何?となった方はまず下の動画を見てざっくりと理解してください。
たったの5分ぐらいの動画なので、ぜひ見てくださいね。
今回は「アクション=複雑な工程をワンクリックで済ませる便利な機能」ぐらいでざっくりと理解しておいてください。
さて話を戻しましょう。
海外のアクションを日本語版Photohsopで実行すると、必ずエラーが発生してしまいます。

とか…

こんな感じでエラーが出て、アクションをできなくて泣きじゃくっている方もいるのではないでしょうか?
これはアクション内で「Background」や「brush」などの英語名のレイヤーを用いて作業するよう記憶されているためです。
ちなみに日本語版でレイヤー名を英語にしてもエラー出てしまいます。
そのためわざわざ英語版に切り替える必要があるのです。
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それでは英語版に切り替える方法について説明していきますが、その前にオススメしない方法についても紹介しておきます。
一般的に下記のように日本語版のフォルダ名を書き換えて、英語版に切り替える方法が紹介されています。
Photoshopフォルダ>Locals>ja_JPの中にある
「tw10428_Photoshop_ja_JP.dat」を「_tw10428_Photoshop_ja_JP.dat」のように変更する。

ただこの方法は、フォルダを誤って消してしまうなど色々と問題があるためオススメできません。
ではどうすれば良いのでしょうか?
結論を言うと「英語版Photoshop」をインストールするだけです。
下記の方法でやればめっちゃ簡単なので、安心してください!
それでは具体的な方法について紹介していきます。
ちなみに英語版に切り替えたとしても、今まで作成したデータが消えることはないのでご安心ください。
Cleative cloudは、Macをお使いの方はアプリケーションの中に入っています。
そして画面右上の歯車マークから設定画面を開きます。

設定画面が開けたら、下記の順番でインストール言語を変更します。
アプリ>インストール>初期設定のインストール言語の項目で「English(international)」を選択
変更前は下のように「日本語」が選択されています。

English(International)を選択すると、下のような画面になります。

「サブスクリプションに含まれます」の項目の中のPhotoshopを探し、インストールボタンをクリックします。
そうすると英語版のインストールが開始します。

インストールが完了したら、「Locals」の中に英語版Photoshopである「en_GB」というフォルダが作成されます。

*Localsのフォルダはアプリケーション>Photoshopフォルダの中にあります。
ちなみにja_JPは皆さんが普段使っている日本語版で、英語版をインストールしても消えることはありません。
英語版がインストールされた段階で、③の言語設定を日本語に直しておきます。
画面上のタブにある「Photoshop」をクリックし、環境設定>インターフェイス>UI言語でEnglish internationalを選択しOKを押します。

UI言語の初期状態は「日本語」に設定されています。

UI言語をEnglish(International)に変更します。

これで設定は終了です。
ね?めっちゃ簡単でしょ?
上の設定が完了したら、Photoshopを終了し再起動します。
そうすると、下のように英語版に切り替わります。
英語版と言っても、ボタンの配置などは変わらずただ英語になっているだけです。

日本語版に戻したい場合は、同じく上タブのPreferences>InterfaceでUI languageを日本語に切り替え、再起動すれば問題ありません。
このように簡単に「UI言語」を変更するだけで、英語版⇄日本語の切り替えができるわけです。
ぜひこの方法を実践して、アクション機能を存分に楽しんでくださいね。
最後にもう一度アクション機能でどんなことができるのか解説した動画のリンクを貼っておくので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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