【Photoshop】昼を夜に簡単に変える方法

どうも、Photoshop artistのKEIです。

今回はPhotoshopを使って昼の写真を夜に変える方法を解説します。所要時間は約15分ぐらいです。

準備編

作業に取り掛かる前に元画像と完成画像を確認してみましょう。今回はフリー素材サイトUnsplashで画像をダウンロードしました。

元画像を確認しよう

完成画像を確認しよう

解説

それでは具体的な手順を解説していきます。

1.元画像を開く

Unsplashでダウンロードした画像をPhotoshopで開きます。今回はキャンバスサイズは1920px x 1080pxを選びました。

画像を開いた状態では、スマートオブジェクトとなっていると思いますのでラスタライズ化しておきます。ラスタライズについて詳しく知りたい方は下記サイトを見てみましょう。

Photoshopのラスタライズとは?意味と使い方を解説

Photoshopで見かける「ラスタライズ」とは何なのでしょうか。この記事では図をたくさん使って、分かりづらいラスタライズの意味と活用方法を解説します。 ラスタライズをきちんと理解するには「ビットマップ画像」と「ベクトル画像」という2つの画像形式について知っておく必要があります。なぜならラスタライズ=「ベクトル画像からビットマップ画像に変換すること」だからです。 …

ちなみにスマートオブジェクトの画像をラスタライズ化する方法は、

レイヤー>ラスタライズ>レイヤー

で可能ですが、僕の場合は下記のようにショートカットキーを自分で設定しています。( Option + command + { )

頻繁に使用する操作なので、設定しておくと時間短縮になります。ショートカットキーの設定は、「編集>キーボードショートカット」から可能です。

2.空の部分だけ選択する

元画像から空の部分のみ選択します。目的は空とそれ以外の部分の明暗を分けたいからです。

空を選択する方法はいくつかありますが、今回は家&地面と空の境界が分かりやすいので、「自動選択ツール(W)」を使用しました。

キーボードの「W」で選択ツールを選ぶ癖をつけておきましょう。

空の周りに点線が現れたはずです。もし家など他の部分も選択された場合、投げ縄ツールなどで不要な部分を除去してあげましょう。

しっかりと空のみ選択できたら、元画像レイヤーを選択して、

(Mac) Command + J
(Windows) Ctr + J

で空部分のレイヤーを作成します。このショートカットも頻繁に使用するので、積極的に使用してみてください。

背景&全体レイヤーを非表示にすると上の画像のようになります。これで空とそれ以外の部分を分割することができました。

3.空を暗くする

2で作成した「空のみ」レイヤーを選択して、「色相・彩度」で明度を下げて暗くします。「色相・彩度」は下の左から4つめのボタンを押して選択できます。

「トーンカーブ」や「レベル補正」など写真の合成で頻繁に使用するツールもここから選択できますので、必ず覚えておいてくださいね。

注意)下記画像は説明用に使用しています。

上の画像のように明度のみを下げます。完全に黒にするのではなく、薄っすらと雲が見える程度に抑えるのがポイントです。

上のように空の部分のみ暗くできましたか?
必ずクリッピングマスクを使用してくださいね。

これをしないと空以外の部分にも「色相・彩度」の効果が適用されて、暗くなってしまいますので要注意です。

クリッピングマスクのショートカットも覚えておきましょう。

(Mac) Command + option + G
(Windows) Ctr + Alt + G

4.空の暗さにグラデーションをつける

先程、付けた「色相・彩度」のマスク部分(白い長方形)を選択した状態で、グラデーションツール(G)を選択します。

*塗りつぶしツール(バケツマーク)になっている場合は右クリックでグラデーションツールに変えましょう。

この作業の目的は、空の暗さに変化を付けてよりリアルに見せるためです。

注意)上の画像では、「逆方向」にチェックが入っています。グラデーションの向きが逆になるので注意です。

グラデーションツールを選択できたら、上画像の左から3つめをクリックします。そうするとグラデーションのパターンや色などを変えることができます。

今回は「基本>グラデーション名(黒、白)」で薄いグレー(#bebebe)から白色のグラデーションになるように設定します。

設定できたら、下から上にドラッグし「色相・彩度」のマスクにグラデーションをかけます。

空の上部分が暗く、下が明るくなっていればOKです。

マスクを黒く塗る→物体が隠れる
マスクを白く塗る→物体が現れる

という仕組みを利用したテクニックになります。今回の場合は、

薄いグレー(黒に近い色)で塗る→色相・彩度の効果が薄まる→明るくなる
白で塗る→色相・彩度の効果が濃くなる→暗くなる

Photoshopに慣れないうちは「マスクにグラデーションをかける」という操作に慣れないと思いますが、操作をしていくうちにできるようになっていきます。

5.家と地面を暗くする

次に全体レイヤーを選択した状態で、「色相・彩度」があった場所の「レンズフィルター」を選択します。ここでの目的は、空以外の部分を青っぽい自然な暗さに仕上げることです。

初期設定では、上の状態になっていると思います。
「輝度を保持」のチェックは外す&「適用量」を100%にしておきます。

「カスタム」横の正方形をクリックすると、好きな色を選択できます。今回は#1f2239を選択しました。色の指定はありませんので、好きな色を選んでくださいね。

空以外の部分も暗くなったらOKです。あんなに明るかった写真を自然な暗さに仕上げることができましたね!!お疲れ様です。

最後のステップは、部屋の明かりを着けてあげましょう。

6.窓だけのレイヤーを作る

全体レイヤーを選択し、窓の部分のみ選択してあげます。しかしこのままでは暗くて作業しづらいので、一度「レンズフィルター」を非表示(目のマーク)にしてあげます。

ペンツール(P)で窓の外枠をなぞっていきます。必ず「シェイプ」ではなく「パス」を選んでおいてください。

今回ペンツールを使用して、窓の部分を選択しましたが他にも「長方形ツール」や投げ縄など方法は沢山あります。

素材にあった方法を試行錯誤してみてくださいね。

全ての窓をペンツールでなぞれたら、「Shift」を押しながらなぞった部分をクリックしていってください。

全て選択できたら、下図の左から3つめをクリックしてパスを選択範囲に変えます。

このようになぞった部分が点線に変わればOKです。

全体レイヤーを選択したまま窓のレイヤーを作ります。やり方は「手順の2」で「空のみ」レイヤーを作った手順と同じです。

7.窓に明かりを灯そう

先程作った窓レイヤーをクリックすると、下図が現れると思います。ネオンやサイバーパンクな作品を作る際に使用するので、覚えておきましょう。

「カラーオーバーレイ」を選択して好きな色を指定します。「描画モード」は指定があるわけではありませんので、色々と試してみてください。

次に「光彩(外側)」を選択します。これでぼんやりとした光り方を表現することができます。

先程と同様に描画モードや不透明度など正解があるわけではありません。色々と試してみてくださいね。

8.完成

お疲れ様です!皆さん、無事辿り着きましたか?ちゃんと息してますか?

ショートカットキーやレンズフィルターなど慣れない作業が多かったと思いますが、何度も繰り返し使えば慣れてきますので頑張りましょう!

復習

最後に今回使用したショートカットを復習しておきましょう

<選択範囲のコピー>

(Mac) Command + J
(Windows) Ctr + J

<クリッピングマスク>

(Mac) Command + option + G
(Windows) Ctr + Alt + G

作例

今回のテクニックを使用して僕が作成した作品を紹介しておきます。Photoshopのテクニックや作品をTwitterで投稿しているので、ぜひフォローしてください!Twitter→https://twitter.com/KEI_newdesign

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